
第1回東京装画賞・A4チラシ
イラストレーション:秋山孝/デザイン:starka/第1回東京装画賞・ロゴ:小林真理
昨年より、ブックジャケット・イラストレーション公募展、
『第1回東京装画賞』の副実行委員長として活動しています。
公募に関する詳細もほぼ決まり、先週の21日(金)、第一
ホテル東京(新橋)にて『第1回東京装画賞』の記者発表を
開催しました。
記者発表の翌日、アサヒコムのサイトにて記事掲載をして頂
きました。
『ブックデザインを競う「第1回東京装画賞」、来春募集へ』
作品応募は、来春の4月2日〜5月11日。
受賞・入選作品を集めて、来秋に展覧会も開催いたします。
記者発表で配布したA4チラシを
どうぞご覧下さい。
『第1回東京装画賞2012』HP
(正式なWEBは来月完成予定/アドレスは同じです)

記者発表・受付/『第1回 東京装画賞 2012』ポスター:デザイン&イラストレーション:秋山 孝

記者発表・会場風景/第一ホテル東京

左:東京装画賞実行委員長・秋山孝
右:日本図書設計家協会会長・宮川和夫
『東京装画賞について』
東京装画賞は日本図書設計家協会が主催する、ブックジャケット・
イラストレーションコンペティションです。イラストレーションは、
ブックジャケットにおいてビジュアルコミュニケーションを達成す
る重要な表現です。また、本の内容を説明するだけでなく、書名等
の文字、紙や印刷といった素材や技術とともに、そのイメージや言
葉にならないメッセージを伝える、大切な役割を担っています。今
後その活躍の場は、電子ブックなど、ますます広がりをみせるでし
ょう。
日本図書設計家協会は、2010年に創立25周年を迎えた、本の装丁・
装画など出版物のデザインに携わる、日本を代表する団体です。
「東京装画賞」はブックジャケットの「力」と「美」を信じ、本の
世界をさらに魅力的なものにしていきたいと考えています。

実行委員長の秋山孝氏による「日本の装画の始まり」のレクチャー
「正本製(しょうほんじたて)」 著書:柳亭種彦 装画・装丁:歌川国貞(1786〜1864)

「ポスター研究雑誌アフィッシュ」 装画・装丁:杉浦非水(1876〜1965)

「新少女」 装画・装丁:竹久夢二(1884〜1934)

「鍵」 著者:谷崎潤一郎 装画・装丁・箱:棟方志功(1903〜1975)

(誤)そこに行きている (正)そこに生きている
『東京装画賞の始まり』
電子ブックの登場した今だからこそ、装画の力、装丁の
美を見直し、再認識しなければならないと考える。上質
な文字・上質なイラストレーションは消え去るものでは
なく、基本となるビジュアルコミュニケーション力だ。
「東京装画賞」を発信することは、装画装丁の価値の高
さを問いただし、日本図書設計家協会が誇りを持ってお
こなうべき社会への提案だと考える。そこに生きている
人々に感動を与える装画と装丁の創作を提供することだ。
(秋山孝)

記者発表・会場風景(質疑応答)
