

シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート
Syncopation: Contemporary encounters with the Modern Masters
・会期: 2019年12月1日(日)まで
・会場:ポーラ美術館


磯谷博史 Hirofumi Isoya
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パブロ・ピカソ
出来事の設計
Drawing the Event
身近なオブジェや出来事を捉えた写真の色彩が、額の縁へと抜き出されています。「形」と「色」に分断されたイメージはそれぞれ、セピア色に褪せた「過去」へ、目の前の額の「現在」へと振り分けられ、認識と時間の不思議なずれを生み出しています。ピカソの静物画も、グラスとタバコ、新聞紙ー生活と創作に不可欠な愛すべきパートナーたちを描いたものです。いくつもの視点が投げ込まれ、複数の空間と時間を想起させる絵画は、画家の試みの追体験を促します。ピカソの作品を「モノ」として部屋の中心に捉えることで、磯谷は鑑賞者を取り込みながら空間の体験そのものをも設計してみせるのです。(展示会場のキャプションより)



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