

「D'un jour à l'autre 巡りゆく日々」サラ ムーン写真展
Sarah Moon
・会期: 2018年5月4日(金)まで
・会場:シャネル・ネクサス・ホール
サラは、儚い一瞬を捉えることでその奇跡的な写真を作り上げているのではありません。
彼女がその時を創造するのです。さらに申せば、サラの写真は、現実よりも夢の世界を
写したスナップショットであるかのように思えます。まるで、彼女が目覚めた瞬間に、
夢想の最後尾を頭の中から直接取り出してきたかのように。それゆえに私たちは、現れ
た途端に霧消してしまうような、彼女のもっとも親密な瞬間に誘われるのです。そして、
その一瞬が消え去りながら残していくのは、郷愁や、そしておそらくは強い感傷の念と
いった趣です。これは日本人が「わび・さび」と呼ぶのと同じ何か、一瞬を永遠に定着
させる甘美な哀愁といえるでしょう。
(展示会場キャプションより抜粋:ご挨拶・リシャール コラス シャネル株式会社 代表取締役社長)




<関連サイト>
・写真家サラ・ムーンの個展がシャネル・ネクサス・ホールで開催、初公開作品など約100点
・"儚さ"を写すサラ・ムーンが撮った女性たちの艶めき──写真展「巡りゆく日々」
・写真家の視点――サラ ムーン写真展@シャネル・ネクサス・ホール〈前編〉
・サラ ムーン写真展「D’un jour à l’autre 巡りゆく日々」レポート



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