「ちいさなおうち」原画 X-M1・XF35mmF1.4
ヴァージニア・リー・バートンの「ちいさいおうち」 ―時代を超えて生き続けるメッセージ―
会期:2017年8月9日(水)まで
時間:10:00〜18:00(8月9日は17:00まで)
会場:
東陽町 Gallery A4 東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1F
ヴァージニア・リー・バートン展に寄せて
ケープアン・ミュージアム学芸員・マーサ・オークス ヴァージニア・リー・バートン(1909-1968 )は、ダンサー、デザイナー、
ライター、イラストレーター、教師としてたくさんの人を感動させた多才な
人でした。
バートンの『ちいさいおうち』は単純で力強いお話です。かつて静かな田舎
だった場所が20世紀に都市化する、素朴で小さなおうちの物語です。親しん
できた環境は、見慣れない都会に変わり、日常生活のリズムを刻んでいた季
節ごとの変化も” ちいさいおうち “は認識できなくなります。
『ちいさいおうち』は一見、単純なお話にみえますが、バートンの直裁な、
語り口と精巧な絵によって、より複雑な、意味の深い物語になっています。
だからこそ75年にわたってあらゆる年齢層から愛されてきたのです。
それは過去を讃え、建設されたものや自然を敬愛するお話です。またこの
お話は、二度目のチャンスや家族の大切さ、家族と伝統、保存と再生の物語
でもあります。このような価値観や視点はアメリカだけでなく、日本をはじ
め世界共通です。バートンは、この共有されるという力とその重要性を認識
していました。
(展示会場のキャプション:ヴァージニア・リー・バートン展に寄せて
より抜粋)
「ちいさなおうち」原画 X-M1・XF35mmF1.4
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